課題から、伝わる形まで
課題
東広島市河内町の山あいにある宇山地域で新しくサポート付き貸し農園(シェアファーム)を始めるにあたり、町外や農業未経験の方からは「宇山がどんな場所なのか」「畑を借りるだけでなく農具や栽培の相談もできるのか」が見えにくい状態でした。
また、使える写真や文章素材が限られる条件の中で、どうすれば農園の存在と安心感をわかりやすく説明しきれるかが制作上の大きなテーマでした。
整理
利用を検討する人が最初に知りたい疑問を分解し、「①何を貸してもらえるのか(猪対策済みハウス・露地・農機具)」「②初心者でも続けられる理由(経験者のアドバイス・栽培可能な作物例一覧)」「③育てた野菜をどう活かせるか(地元ベーカリーや道の駅での販売)」の3点に骨格を絞りました。
さらに、実際に会社員・自営業から地域おこし協力隊を経て宇山で農業を始めた「先輩の声」や、農園の舞台となる宇山地域の歴史・名所(旧宇山小学校「さわやか茶屋」、ぶどう園、宇山三山など)を独立ページとしてまとめました。
翻訳
多くのご支給写真を活かしつつ、足りない空気感を補うために一部の現地写真撮影も実施し、豊かな緑と大地を感じるナチュラルな配色(グリーン×アースカラー)と温かみのあるタイポグラフィで画面全体を統一しました。
常駐スタッフがいらっしゃらない運営体制も踏まえ、お問い合わせフォームの選択項目(「空き状況の確認」「見学予約」「利用料金の質問」「栽培アドバイス希望」など)をあらかじめ具体的に用意し、連絡する側も受ける側も迷わない動線を整えました。
結果
「農業を始めたい」「地域の魅力を知りたい」という方がパソコン・スマートフォンのどちらから訪れても、農園の条件と地域の空気感をひと目で把握できる公式窓口が完成しました。
最新のお知らせやイベント情報も運営側で簡単に更新できるWordPress環境として構築し、地域農業の担い手づくりと地域活性化を支えるWeb拠点となっています。