課題から、伝わる形まで
課題
本フェスティバルには、体験ワークショップ・展示・ステージ発表の多数の出展団体に加え、特別講演会や市民ミュージカル、大学生企画、市内各地域センターの活動レポートなど、載せるべき情報が膨大にありました。
これらをただ機械的に並べるだけでは文字ばかりの長大な一覧になってしまい、「膨大な情報を漏れなく届けたい」という要請と、「お祭りらしくワクワクしながら回遊してほしい」という体験価値をどう両立するかが一番の課題でした。
整理
まず来場者が自分の目的から最短でたどり着けるよう、「フロアマップから探す」「学びのカテゴリーから探す」「出展者から探す」「開催時間(タイムテーブル)から探す」の4つの探し方をファーストビューとスマホの下部固定メニューに常設しました。
さらに、伊沢拓司さんの特別講演会や東広島市民ミュージカル、広島国際大学の学生企画、地域センター講座レポートなどの主要コンテンツはそれぞれ独立した専用ページとして設計し、サイト全体で見た目の空きや単調さが出ないようメリハリをつけました。
翻訳
東広島市公認マスコットキャラクター「のん太」を使わせていただき、各ページの要所でのん太が吹き出し形式で親しみやすく案内してくれる演出を織り交ぜました。
また、オープニング演出やカウントダウン、3つの質問に答えるとおすすめの回り方を教えてくれる「のん太のぴったり催しナビ」、8ページの紙面をその場でめくれるパンフレットモーダル、さらには会場案内ページの中にこっそり隠された「隠れのん太」ギミックなど、子どもから大人まで探すこと自体が楽しくなる仕掛けを実装しました。
結果
2025年12月中旬の公開直後から、東広島市公式ホームページや広報紙・チラシ、公式SNS、さらに講演会や市民ミュージカル、個別の出展・出演団体名の検索を通じて多くの市民が訪問しました。
アクセス解析(Googleアナリティクス・Search Console)の記録でも、訪問者1人あたり平均5ページ以上を閲覧し、平均滞在時間も2分半を超えるなど、一般的なイベント告知サイトを大きく上回る回遊性を記録しました。公開から1月にかけては「出展一覧」や各目玉企画の専用ページ、個別ブース紹介をじっくり巡る事前の予習として使われ、開催前日から当日(2月7日・8日)にかけてはスマートフォンのアクセスが急増し、「会場案内(フロアマップ)」や「タイムテーブル」を現地で片手に開くガイドツールとしてフル活用されました。